坐骨神経痛・梨状筋症候群のトリガーポイントと痛みの原因となる筋肉を図解で解説します。
坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰痛症などの脊柱管内での神経圧迫により発症します。また、長時間の座りっぱなしや運動不足、股関節や腰部に負担のかかる運動のしすぎなどで、臀部や太もも裏(ハムストリング)の筋肉が硬くなることによる坐骨神経の圧迫も考えられます。
臀部の梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛を引き起こしているものを梨状筋症候群とも呼びます。
ヘルニア等の怪我による不動が原因で、周辺の筋肉が硬くなり、またはトリガーポイントが発生して、症状を長引かせている可能性も十分考えられますので、坐骨神経を圧迫している筋肉をほぐしてあげることが重要です。
坐骨神経痛・梨状筋症候群のツボ・トリガーポイントと痛みの原因となる筋肉
✕マークがトリガーポイントが発生しやすい箇所を示しています。
薄く丸で囲んでいる箇所が、痛みの症状が出る範囲(関連痛)を示しています。
坐骨神経痛・梨状筋症候群の原因となる筋肉
- 梨状筋
- 小殿筋
- ハムストリング
- 殿筋群
- 深層外旋六筋
- 腰方形筋
トリガーポイントについての詳しい説明や、その他の痛みの症状別のトリガーポイント一覧は、こちらをご覧ください。
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