頭痛は発生のメカニズムが複雑で、原因も多岐にわたるので慎重な判断が必要になります。今までに経験したことがないような頭痛や、手足の痺れを伴うような頭痛の場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
ただ、ほとんどの緊張型頭痛と片頭痛の一部は、筋肉の緊張と関係しているので、トリガーポイントマップを頼りに、細かく探りながら原因となっているコリやトリガーポイントを見つけていくことができます。
頭痛のツボ・トリガーポイントと痛みの原因となる筋肉
✕マークがトリガーポイントが発生しやすい箇所を示しています。
薄く丸で囲んでいる箇所が、痛みの症状が出る範囲(関連痛)を示しています。
後頭部の頭痛
頭痛(後頭部)の原因となる筋肉
- 後頭下筋群
- 頸板状筋
- 頭半棘筋
- 僧帽筋
- 胸鎖乳突筋
- 顎二腹筋
- 側頭筋
側頭部の頭痛
頭痛(側頭部)の原因となる筋肉
- 僧帽筋
- 頭半棘筋
- 後頭下筋群
- 頸板状筋
- 外側翼突筋
- 側頭筋
前頭部の頭痛
頭痛(前頭部)の原因となる筋肉
- 前頭筋
- 眼輪筋
- 胸鎖乳突筋
- 頭半棘筋
- 後頭筋
頭頂部の頭痛
頭痛(頭頂部)の原因となる筋肉
- 頭板状筋
- 胸鎖乳突筋
- 後頭筋
トリガーポイントについての詳しい説明や、その他の痛みの症状別のトリガーポイント一覧は、こちらをご覧ください。
【痛みの症状別トリガーポイント一覧】と「マッサージのやり方」
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