四十肩・五十肩のトリガーポイントと痛みの原因となる筋肉を図解で解説します。
日本では肩関節周囲炎と呼ばれますが英語を直訳すると癒着性関節包炎となります。炎症の過程で生じるとされていますが、Frozen shoulderと呼ばれているように、炎症というよりも凍結と捉えた方が理解しやすいかもしれません。
はっきりとした原因はまだ解明されてはいませんが、肩の不動により肩関節を包む関節包が収縮し硬化(癒着)するのが原因という説が有力です。今の医学ですと、ある程度痛みが引いたら、なるべく動かしてあげるのが良いとされています。ローテーターカフ(肩関節周辺の筋肉)をしっかりとほぐすことが重要になってきます。
もちろん、肩関節の不動により、周辺の筋肉にトリガーポイントが発生しているので、そこを探し出して治療してあげるのも大切です。
四十肩・五十肩のツボ・トリガーポイントと痛みの原因となる筋肉
✕マークがトリガーポイントが発生しやすい箇所を示しています。
薄く丸で囲んでいる箇所が、痛みの症状が出る範囲(関連痛)を示しています。
四十肩・五十肩の原因となる筋肉
- 肩甲下筋
- 棘上筋
- 棘下筋
- 小円筋
- 三角筋
- 小胸筋
- 大胸筋
- 上腕二頭筋
- 三角筋
- 広背筋
- 大円筋
トリガーポイントについての詳しい説明や、その他の痛みの症状別のトリガーポイント一覧は、こちらをご覧ください。
【痛みの症状別トリガーポイント一覧】と「マッサージのやり方」
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