この記事は、「チャクラを解剖学的な器官と捉え、そこに氣や意識を送ることで活性化させていく方法」であり、チャクラを神秘的に考えている方や、スピリチュアル的な方法を求めている方には参考にならないと思います。
一言で言えば、「瞑想によるチャクラの合理的かつ効率的な開き方」であり、色がどうだとか、お花の形をイメージするとか、愛に包まれている感覚で、のような抽象的な表現はしません。
とにかく、毛細血管や神経叢が集中している体の器官や臓器に向けて、瞑想で氣や意識を徹底的に集中させ、活性化させる方法です。
なので、
「チャクラを開いたら超能力が手に入る」
「宇宙の真理がわかる」
「悟れる」
などと、カルト路線まっしぐらな人は、超能力ヒーラーさんや教祖さんのお話しを信用してください。

たろー
僕は、ヒーラーでも超能力者でもなく、いたって普通の人間です。
そんないたって普通の人間が、瞑想に興味を持ち、やってみたらすぐに深い瞑想状態に入ることができ、意外と簡単にチャクラを開き、クンダリーニ上昇までできちゃったということなのです。
チャクラをスピリチュアル的ではなく、理論的・解剖学的に捉えていたから、人よりも簡単に開けたのかもしれません。
もちろん、チャクラが開いたor覚醒したからといって、特殊な能力が身についたわけではないですよ。
そんな僕の経験と考えをお伝えしていきます。
とは言いつつも、ヨガなどで一般的に使われているチャクラについても触れていきますので、「スピリチュアルに考えるとこうだけど、解剖学的に捉えるとこうなのかぁ」みたいな感じで勉強してもらえるかと思います。
では、「チャクラとは何か」「チャクラを開く方法」をお伝えしていきましょう。
この記事はこんな方におすすめ
- 解剖学的にチャクラとは何か知りたい
- スピリチュアルではない具体的なチャクラの開き方が知りたい
チャクラとは?【スピリチュアル的】
まずは、スピリチュアル的に捉えた、ヨガなどで一般的に知られている「チャクラとは何か?」について解説します。
詳しいことはWikipediaで調べてもらうことにして、わかりやすく簡単に説明します。
一般的なチャクラとは
- 語源は車輪や円
- エネルギー・プラーナ(氣)が溜まる場所
- 体の中のパワースポット
- 全部で7つある(体内は6つ)
一般的にチャクラは、背骨の底から頭にかけて6つ、頭頂部に1つの全部で7つあるとされています。
エネルギー(ヨガでいうプラーナ、仏教や東洋医学だと氣)が溜まる場所、簡単言えば、体の中にあるパワースポットという感じです。
エネルギーが溜まると、そのエネルギーが車輪のように渦を巻いて見えるから、チャクラという名前になったんですね。
このチャクラを、意味は同じですが、開いたり、覚醒させたり、活性化させると、各チャクラに関する能力が開花し、やがて宇宙と繋がり、最終的には悟ることができると考えられているわけなのです。
素晴らしい想像力です。
※各チャクラの詳しい説明と、具体的な開き方は最後に解説しています。
スピリチュアル系チャクラのお勉強なら↓の本がおもしろかったです。
チャクラとは?【解剖学的】
では、チャクラを現実的、解剖学(解剖生理学)的に捉えてみましょう。
解剖学的にみたチャクラとは
ということになります。
あっ、私論なので信じないでくださいね。
瞑想によって各器官や臓器、神経叢に意識を集中させ、毛細血管を活性化させて血流を増加させることにより、チャクラが開いていくのです。
毛細血管は身体中の血管の90%以上をしめて総延長は10万kmを超えるわけであって、全身に張り巡らされているので、あなたがふくらはぎが重要だと思えば、ふくらはぎがチャクラになるし、耳だと思えば耳がチャクラなのです。
要はどこでもチャクラになり得るのですが、一般的な6つ(+1つ)のチャクラには、「氣」が溜まりやすいのです。
確かに、エネルギーが溜まった時の様子は、火の玉が渦を巻いているようには見えます。
ここで「氣」と言っている理由は、それが血流なのか、周波数なのか、エネルギーなのか、プラーナなのか、氣なのか説明ができないからです。
僕の解釈では、
「念がくっついた素粒子」
かなぁ?って感じです。
なんらかの素粒子に「念」「思い」「感情」「意識」がくっついているのか、それ自体が素粒子となっているのかはわかりませんが、いずれ立派な科学者が解明してくれるでしょう。
深い瞑想状態に入ることで、体内の血流や神経の流れと氣を感じやすくなります。
瞑想時にその器官や臓器を活性化しやすくさせる為のトレーニングとして、ヨガを行ってもいいのです。
チャクラと色
チャクラはよく色で表されることが多いのですが、これはカルト教祖のチャールズさんが布教のために勝手に虹色に当てはめただけです。
それをインチキ超能力者やヒーラーが真に受けて世に広めているわけですね。
伝統的なヨガの経典にも、チャクラの色に関する言及はないみたいですよ。
僕には氣(プラーナ)が火の玉のように見えるだけです。
赤に見える人もいれば、青に見える人もいるだろうし、それぞれが持っている周波数によっても見え方は違うでしょう。
十人十色です。
ちなみに、クンダリーニ上昇の際は、一般的に言われているのと同じで、エネルギーが蛇のようには感じましたけどね。
まぁ、それが蛇だろうが、龍だろうが、蓮の花が咲こうが、その人の感じ方次第でなんでもアリなのです。
ということなので、チャクラの色についての解説は省きますね。
チャクラを解剖学的に開く方法
では、解剖学的観点からチャクラを開く方法を伝授いたします。
言わば、無理やりチャクラを活性化させて、覚醒させてみようじゃないかというプレイです。
効果は保証しませんが、まぁやってみてくださいw
まず、↓の記事を徹底的に読んで、瞑想とは何かを理解してください。
【寝ながら瞑想】僕が2度目の挑戦で深い瞑想状態に入れたやり方
深い瞑想状態(脳波がシータ派)に入ることができなければ、氣を感じることもできませんし、ましてやチャクラを開くことなんて不可能です。
どのチャクラを開くにも瞑想が必須なので、頑張ってみてください。
深い瞑想状態に入ることができない方は、潔く諦めましょう。
チャクラを開けなくても人生になんのデメリットもありません。
全チャクラ共通の開き方
深い瞑想状態に入ったら、あとは各チャクラに向けて意識と呼吸と氣を送り続けてください。
そのうちに、氣が育っていくのを感じることができるようになります。
上の記事でも解説していますが、まずは丹田(第2チャクラ)を意識して瞑想するのが良いでしょう。
得意不得意があるので何とも言えませんが、丹田が一番「氣」を感じやすく育みやすいと思います。
とりあえず、チャクラに氣を溜めて膨張させればいいのですが、難しかったら、得意なチャクラで生んだ氣を、他のチャクラに移動させて育ててもいいのです。
なんのことはない、これだけのことなのです。
ただ、これだけだと正確なイメージが湧かないと思うので、それぞれのチャクラの開き方について解説していきます。
※チャクラを器官や臓器として捉えているため、チャクラを開くときのイメージ方法は一般的に言われているものとは異なる場合があります。あくまで僕のやり方です。
第1チャクラを開く方法
第1チャクラ / ムーラーダーラ / ルート・ベース
場所:会陰(性器と肛門の間)
神経叢:陰部神経叢
男性なら性器と肛門の間、女性ならそのまま性器を意識してOKです。
そこに意識と呼吸と念を送り込んでやればいいだけです。
イメージはあなたの想像通りで間違いありません。
ここに、クンダリーニという性の女神が眠っていると言われているのです。
おわかりですね?
人並にエロかったらすぐに開きます。
第1チャクラを開く裏技
裏技は、禁欲、スクワット、体幹トレーニングです。
瞑想前にある程度の禁欲は必要です。
あとは、スクワットや体幹トレーニングで、骨盤底筋群や周りのインナーマッスルを鍛えましょう。
酸素量・血流アップで氣が溜まりやすくなります。
第2チャクラを開く方法
第2チャクラ / スワーディシュターナ / セイクラル
場所:小腸(丹田)
神経叢:腸管神経系、仙骨神経叢
セイクラルって言うぐらいなので、仙骨や性器を意識している人も多いかと思うのですが、僕は小腸と捉えた方が良いと思っています。
東洋の丹田もしくは下丹田です。
小腸は、毛細血管が渋谷のスクランブル交差点状態なので、簡単に氣を溜めることができます。
小腸で氣を作って、他のチャクラや身体中に移動させてやってもいいのです。
ここが活性化されると、腰が据わってる、肝が据わってる、動じない、気が上ずってない状態になれるのです。
第2チャクラを開く裏技
スクワット、体幹トレーニング、腹筋です。
特に、レッグレイズ・バイシクル・ランジなどで、腸腰筋を鍛えましょう。
あとは、善玉菌を増やして腸内環境を整えましょう。
第3チャクラを開く方法
第3チャクラ / マニプーラ / ソーラープレクサス
場所:胃、膵臓、副腎、腸上部、胆のう、肝臓、脾臓
神経叢:腹腔神経叢、太陽神経叢、他
胃の周りと考えてOKです。
不安を拭い去って、自信に満ち溢れた気持ちで念を送っていきましょう。
丹田よりはやや難しいかもしれません。
成功すれば、自信と生きる勇気を手に入れられるかもねー。
第3チャクラを開く裏技
お酒や胃に負担のかかる食事は避けましょう。
肋骨の下、横隔膜を緩めるマッサージと、足裏の「湧泉」というツボを刺激します。
あと、、、太田胃散。
第4チャクラを開く方法
第4チャクラ / アナーハタ / ハート
場所:心臓・肺
神経叢:心臓神経叢 、肺神経叢
心臓や肺を意識してください。
ユーミンの歌のように優しさに包まれた気持ちでどうぞ。
覚醒されれば、万物の愛を感じ、共感力が身につくかもよ?
第4チャクラを開く裏技
ここはストレスがもろにのしかかってきます。
背中・肩甲骨・胸筋をほぐしておくと、胸郭が広がって氣が溜まりやすくなります。
第5チャクラを開く方法
第5チャクラ / ヴィシュッダ / スロート
場所:喉、甲状腺
神経叢:頸神経叢
喉と、その奥にある甲状腺です。
ここからは難しいです(僕には)。
自己表現が得意で、コミュ力に長けて、弁が達者な人は開きやすいかもしれません。
また、甲状腺は新陳代謝に大きく関わってくるので、代謝が悪い人、代謝が良すぎる人、偏った食事、ストレスを抱えている人はなかなか難しい箇所かもしれません。
覚醒して、自己表現力、ペテン師能力GETだぜっ!
第5チャクラを開く裏技
首や肩のコリをほぐして、胸鎖乳突筋や斜角筋の緊張を取っておきましょう。
あとは、ジンジャー、ハチミツなどの喉に良い食べ物や、カモミール系のハーブティも良いですね。
僕はフィニッシュコーワで。
第6チャクラを開く方法
第6チャクラ / アージュニャー / サードアイ
場所:眉間、鼻の奥、松果体
神経叢:大脳皮質
第三の目、松果体と場所にあたります。
ここを覚醒させると、直観力や透視能力、霊能力が身につく、はたまた「悟る」なんて言われています。
かなり難しかったです。
脳に近いせいか、ビジョンが浮かんでしまうせいか、どうしても色々な思考が邪魔をして呼吸に集中するのが難しいと思います。
物事を深く考えすぎる人、常に色々と思考する左脳タイプの人間には難敵かもしれません。
なので、裏技は僕にはわかりません。
とにかく鼻先に意識を向け続けた感じですね。
目や脳の近くを意識すると、なかなか上手くいきませんでした、
たぶん、第6チャクラは半覚醒状態で、クンダリーニエネルギーを使って無理やりこじ開けた感じです。
良い方法があったら教えてください。
第7チャクラを開く方法
第7チャクラ / サハスラーラ / クラウンチャクラ
場所:頭頂部
頭頂部というか、頭の上ですね。
宇宙との繋がりや、高次元への入り口って感じでしょうか。
第7チャクラは無理に意識して開こうとする必要はありません。
そもそも身体の一部ではないので、氣を送る器官がありません。
いずれクンダリーニ覚醒に興味を持つと思うので、その時に開いてしまいましょう。
巨大なクンダリーニエネルギーを上昇させて、脳天にぶつけてやれば、勝手に開きます。
クンダリーニ上昇&覚醒は、ヨガの最終関門、悟りへのラスボス的なワークですが、あなたの脳内のお花も開花して、カルト方面へ向かわないように注意してください。
それでも気になる方は↓からどうぞ。
まとめ
こんな感じで、チャクラを解剖学的に説明していきましたが、スピリチュアルな方にとっては大変不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
「アンタ全然わかってねーな!」
とお叱りの言葉を頂いても、反論できるだけの知識や頭脳を持ち合わせていないので、ご勘弁ください。
あくまで僕の勝手な解釈だということをご理解頂ければ、超Happyです。
今後も懲りずに、こんなくだらない記事も書いていこうかと思います。