「瞑想の効果」についてわかりやすく解説します。
世界中の代表的な瞑想の種類、それぞれの特徴と効果、僕の瞑想体験談を語っていきます。

たろー
僕はヒーラーでも超能力者でもなければ、瞑想の達人でもないのですが、ちょっと興味を持って瞑想をしてみたら、意外簡単に深い瞑想状態に入れて、その後あっさりとクンダリーニ覚醒もしちゃったわけなのですね。
こんなことを言うと、なにやら怪しげでペテン師感満載に聞こえてしまうかもしれませんが、変な商売をする気はないのでご安心ください。
そもそも、瞑想の効果は世界中でも認知されてきており、Googleをはじめとした世界の大企業もこぞって、社員のメンタルヘルス向上に「瞑想プログラム」を取り入れていたりしますからね。
「マインドフルネス瞑想」と聞けばピンとくるビジネスパーソン方も多いのではないでしょうか?
今日はそんな、「瞑想の効果」や「世界の瞑想の種類」、後半では「僕の不思議な瞑想体験談」などについてお話ししていきますね。
瞑想とは?
そもそも瞑想とは何ぞや?という事ですが、Wikipediaから引用して簡単にまとめてみました↓
瞑想とは
- 心を静めて神に祈る
- 何かに心を集中させる
- 心を静めて無心になる
- 目を閉じて深く静かに思いをめぐらす
一般的にはこう解釈されているのかもしれませんが、
僕は8割方反対です。
こんな抽象的な事を言うから、瞑想が誤解されているのだと思います。
瞑想をやってみるまでは、僕もずっと「瞑想は座禅を組んで心を無にすること」だと思っていました。
実際に体験すると、全く違う考えになります。
「無心」とか「神」とかは完全に取っ払っちゃってください。
僕が体験してみて、そして感じた瞑想とはこうです↓
僕が思う瞑想とは
- 脳波をシータ派(変性意識状態)にする
- 毛細血管を活性化させる
- 氣を感じて遊ぶ
検索で上位になって、たくさんの方がこれを読んで、真に受けてしまったらごめんなさいという感じなのですが、あくまで僕の解釈での瞑想は、本当にこんな感じです。
まずは脳波をシータ派にすることが僕の中では絶対条件です。
日常活動でのベータ派から、リラックスしている状態のアルファ派、そしてアルファ派と眠っている時のデルタ派の間にある「シータ派」の状態に脳波をもって行ってはじめて、深い瞑想状態と言えると思っています。
「変性意識状態」「半覚醒状態」「まどろみの状態」「レム睡眠状態」など色々と言われています。
実際に脳波がシータ派になっているかは測ってみないとわかりませんが、この感覚になっていないのであれば、それは瞑想しているのではなく、瞑想行為、もしくは瞑想ごっこをしているのと同じです。
「毛細血管の活性化」については、お叱りを受けるかもしれませんが、たぶん事実です。
というか、僕はそう感じています。
スピリチュアル的に表現するとチャクラやプラーナということになるのですが、瞑想状態の時に、毛細血管の集まっている場所(チャクラ)に意識を集中させると、血管が開き、血流が良くなり、氣(プラーナ)のようなものを感じることができます。
その氣を、体の中で動かして遊んだり、膨張させたりすると、色々と不思議な体験をできたりするのです。
実際に、手足の冷え性が改善されたり、鼻づまりが取れたりは経験しています。
血の流れを氣として感じているのか、体の中をさまよっている素粒子を氣と感じているのかはわかりませんが、何らかのすごく小さな物質(素粒子?)を感じているのは確かです。
そうすることで、色々な現象が説明つきます。
この瞑想状態の中で、氣を成長させて動かすと「クンダリーニ上昇」ができますし、イメージを膨らませると「明晰夢」が見れたり、「幽体離脱」なんかもできちゃったりします。
信じられないかもしれませんが、事実です。
僕は、幽体離脱はできませんでしたが、明晰夢とクンダリーニ上昇&覚醒は経験済です。
僕の瞑想のやり方は↓の記事で解説しています。
寝ながらの楽な体勢で深い瞑想状態に入るやり方ですね。
ヴィパッサナー瞑想と様々な呼吸法を僕なりにアレンジしています。
【寝ながら瞑想】僕が2度目の挑戦で深い瞑想状態に入れたやり方
ちょっとマニアックですが、クンダリーニ覚醒の方法は↓です。
瞑想の効果ってすごいの?
すごいかどうかはその人の感じ方次第ですが、僕的には、効果があったというよりは、色々な知見が広がったという方が正解です。
確かに、神秘的な体験や、感情の変化が起こるのは事実です。
一般的にはこんな効果があると言われています。
瞑想の効果
- 集中力・生産性の向上
- ストレスやの軽減
- 情緒の安定
- プラス思考
- リラックス効果
- アンチエイジング効果
- うつ病・不安の緩和
- 不眠の解消・睡眠の質の向上
集中力や生産性の向上は、ビジネスパーソンやスポーツ選手にとっても期待が高まる効果ですよね。
大手IT企業がやりたがるのもうなずけます。
その他の効果についても、大学や医療機関の研究で良い数値が出ているようなので、そうなのでしょう。
僕が実感した瞑想の効果はこんな感じです↓
僕が実感した瞑想効果

- 知見・可能性が広がる
- 落ち着く
- 熟睡できる
まぁ、このぐらいですね。
このぐらいと言っても僕にとってはなかなかの事なのですが。
まず、物事の見方や捉え方が変わりましたね。
瞑想して、自分の潜在意識や深層心理に気づいたとまではいかないのですが、「あ~、人間ってこんな不思議な力があるんだぁ」とは感じましたね。
普段使っていない9/10の力の中の一部を感じることはできるので、自分の可能性も捨てたもんじゃないなとは思いました。
思考がフラットになるので、物事への偏った見方も変わったと思います。
すべての出来事や人の考え方に対しても、「まぁそんな事もあるよね」「そういう考え方もできるよね」と広い視野で捉える事ができるようになった感じです。
オカルトに絞ると、「心霊現象」「テレパシー」「透視」「幽体離脱」「輪廻転生」なんかも、実際にはできなくても理解はできちゃいます。
あとは、緊張している時や、動揺している時などに、平常心を取り戻すのが上手になりましたね。
丹田に意識を向けることが上手になるので、上ずった状態や、地に足がついていない状態から、肝が据わった状態に変えることができるようになります。
コレ、結構役に立ちますよ。
落ち着いた感は出せていると思います。
あとは本当に、良く眠れますね。
瞑想を始めてから、明らかに睡眠の質が向上しました。
よく瞑想中に寝落ちしちゃいますが、それでも熟睡はできているのでOKです。
瞑想のテクニックを応用すれば、安眠にも最高に役立ちますね。
瞑想は効果ないって言う人もいるけど?
一番の問題は、深い瞑想状態に入れていないのだと思います、僕は。
【寝ながら瞑想】の記事を読んで練習してみてください。
深い瞑想状態(脳波がシータ派)に入れれば、絶対になにかしらの効果は得られます。
ただ、最近の研究では、瞑想行為をしているだけでも集中力アップやストレス軽減効果は得られていると発表されているので、やってみて悪いということはないでしょう。
瞑想にデメリットはないの?
研究では、瞑想のデメリットを示すデータは得られていないようです。
が、僕の考えはちょっと違いますね。
瞑想ごっこなら別に問題はないと思うのですが、深い瞑想状態に入って様々な体験をすると、なんかしらの副作用はあります。
一番は瞑想にドはまりしちゃう事ですね。
様々な神秘体験や感覚を味わうので、瞑想に憑りつかれちゃって時間を費やしまくるという事です。
免疫のない人、知見の狭い人、理解度が貧しい人は、挙句の果てには「とてつもない能力を手にした」「宇宙の真理がわかった」「悟った」と、カルト路線に走ってしまう人も稀にいます。
僕も当初は、結構色々な不思議体験をするので、それが面白くて、何時間も瞑想を行っていた時期があります。
正常な人なら、いずれ現実に戻ります。
瞑想をしててもお金は降ってきませんからね。
日々の生活を充実させるため、生活の質を高めるための一環として、瞑想を取り入れる程度に留めておいた方が良いかと思います。
あとは、リラックスできていない状態で、無理やり瞑想しようとすると、なかなか上手くいなないので、逆にストレスが溜まったり、寝不足になることはあると思います。
あまり力まずに、あなたのペースで楽しくトライしましょう。
世界の瞑想21種類
世界にある瞑想の種類をざっとまとめてみました。
実際は500種類以上もあると言われているのですが、一般的に知られているものを挙げています。
仏教系の瞑想
- ヴィパッサナー瞑想
- サマタ瞑想
- 禅瞑想(座禅)
- 慈悲の瞑想
- マインドフルネス瞑想
ヨガ・ヒンドゥー系の瞑想
- マントラ瞑想
- 超越瞑想(TM瞑想)
- ヴェーダ瞑想
- サードアイ瞑想
- チャクラ瞑想
- クンダリーニ瞑想
- タントラ瞑想
- ディアーナ瞑想(Dhyana/Self-Enquiry)
- ヒンドゥー瞑想
中国系の瞑想
- タオイスト瞑想(道教)
- 気功
その他の瞑想
- ボディスキャン瞑想
- UCLA瞑想
- クリスチャン瞑想
- スーフィー瞑想
- エイブラハム瞑想
種類別【瞑想の効果】完全マップ
ここでは、上記で挙げた世界中の瞑想の中から、より有名で実践しやすい瞑想法と、その特徴や効果を簡単に解説していきます。
気になる瞑想法があったら、勉強しても良し、試してみても良しです。
ヴィパッサナー瞑想
特徴:気づき・観察・洞察を重視
効果:知見を広げる、内なる心に気づく
「気づきの瞑想」として有名です。
今流行っているマインドフルネス瞑想の原型となる瞑想法ですね。
無心になるのではなく、ただ呼吸に集中して、心を観察し、感情や思考に気づくことを重視した瞑想です。
初心者の方にも最も取り組みやすい瞑想だと思います。
僕もヴィパッサナー瞑想のテクニックはかなり重視しています。
サマタ瞑想
特徴:1点に集中
効果:集中力が高まる、邪念を払う
ヴィパッサナー瞑想と双璧をなすのが、このサマタ瞑想と言えるでしょう。
「集中の瞑想」で有名です。
何か1つの対象物に意識を集中させる瞑想法です。
ろうそくの炎や壁の絵などの対象物だけではなく、お経、音楽、呪文などもサマタ瞑想の一種と言えます。
サマタ(集中)の先にあるのがヴィパッサナー(気づき)といった感じですね。
禅瞑想(座禅)
特徴:座禅を組んで精神統一
効果:煩悩・自我の抑制
瞑想と聞いて、日本人の私たちが真っ先に思い浮かべるのが、この座禅ではないでしょうか?
煩悩や自我を完全に捨てることはできないが、極力抑えましょうよ!ってことかな?
宗派によって目的が違うので、一概には言えませんが、ただひたすらに座って精神統一する、修行の側面が強いように思われます。
慈悲の瞑想
特徴:万物への愛を込めた瞑想
効果:共感力・包容力の向上
メッタ瞑想とも呼ばれ、仏教の上座部、チベット仏教で行われている瞑想法です。
「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じる、慈悲深く、優しい心で取り組む瞑想ですね。
マインドフルネス瞑想
特徴:ヴィパッサナー瞑想の現代版
効果:ストレス軽減、集中力・生産性向上
近年、ビジネスパーソンの間でも流行しているのがこちらですね。
ヴィパッサナー瞑想や禅のテクニックを取り入れた瞑想法なのですが、ほぼほぼヴィパッサナー瞑想です。
アメリカ人が、現代人が取っつきやすいようにアレンジしたお洒落ヴィパッサナーって感じです。
瞑想の入門編としてやってみるのはおすすめですが、これだけだと瞑想プレイ止まりかなぁ?
クンダリーニ瞑想
特徴:ヨガ瞑想のリーサルウェポン
効果:悟り???
ヨガの瞑想の中には、チャクラ瞑想やサードアイ瞑想など色々とあるのですが、その最終関門がクンダリーニ瞑想だとされています。
第1チャクラに眠っているクンダリーニを目覚めさせ、上昇させることで、覚醒~解脱~悟りへと向かって行くとされています。
なんてことない、精神のマスターベーションなのです。
お叱りを受けそうなので、ここでは深追いしませんが、ちょっと気になる方は↓でもご覧ください。
僕の方法ではなく、もっと本格的で詳しい説明を求める方はコチラが参考になるかと。
僕は未読です。
タオイスト瞑想(道教)
道教は中国の哲学・宗教で、老子まで遡るので、なかなか奥が深いのですが、いかんせん書物が少なく、僕も勉強不足です。
「空」の瞑想や、呼吸瞑想、氣を扱った瞑想など色々あるのですが、その中の内丹術の「小周天」というテクニックは、僕もよく瞑想中に活用しています。
クンダリーニ上昇にも活用できます。
僕の不思議な瞑想体験談
では最後に、瞑想を行ってきた中での、僕の不思議体験をお話しします。
僕は実践した瞑想法のベースはヴィパッサナー瞑想になります。
ただ、かなりアレンジしているので、詳しくは↓を読んでみてください。
【寝ながら瞑想】僕が2度目の挑戦で深い瞑想状態に入れたやり方
このやり方で、すぐに深い瞑想状態に入ることができました。
この状態になると、体の中で色々な現象が起こります。
起こるというか、元々動いている体の中のエネルギーを感じ取ることができるようになると言った方が正しいでしょう。
わかりやすい実感としては、脳が委縮した感じ、目の奥で光がうごめいている感覚です。
体が完全に休息しているのに、脳が覚醒している状態ですね。
そうなると、毛細血管が開く感じや、血流も感じることができるので、「氣」らしきものを感じ取ることができるようになります。
「氣らしきもの」と言ったのは、それが氣なのか、プラーナなのか、血流なのかは説明できないからです。
ちょっと頭がいっちゃってると思われるかもしれませんが、僕の理解では、なんらかの素粒子に、「感情」「思い」「エネルギー」「魂」のどれか、もしくは全てがくっついているのだと思っています。
全くスピリチュアルな話ではなく、何十年後かには解明されるハズです。
そうすることで様々な神秘的な現象の説明がつくのです。
明晰夢を見ることにも成功しています。
夢を作り出して、意識的にその中に飛び込んで行くのです。
映画のインセプションの世界ですね。
夢の中ではほぼ自由に行動できます。
空も飛べるし、宇宙にも行けるということです。
幽体離脱は何度かトライして、あと少しのところで出来ずじまいなのですが、できる感覚は確実に理解しています。
瞑想中に氣を操ることで、クンダリーニ上昇もできるわけです。
とまぁ、瞑想をしていると色々と不思議な体験ができるのですが、くれぐれもカルト方面には向かわないように注意してくださいね。
まとめ
今日は、「瞑想の効果」や「瞑想の種類」などのついてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
かなり個人的な見解が多いので、あまり参考にはならないと本気で思っています。
一般的な事が知りたい方は、上であげた本やWikipediaを参考にした方が良いかと思います。
僕は科学的にも医学的には研究している訳ではないので、決して「瞑想はすごいおすすめですよ!」なんては言いません。
ただ、あなたの価値観を変える要素はあるかな?とは思っています。
興味のある方は、トライしてみても良いでしょう。