ピラティスは、ヨガと並んで女性に人気の高いフィットネスの1つです。最近はピラティスをやっている有名人の影響で、その人気もどんどん高まっていますよね。日本では石田ゆり子さんや米倉涼子さんが親しんでいることでよく知られています。
現在、もの凄いスピードで勢いを増していっているピラティス業界。そんな中、ピラティスインストラクターという職業も大きな注目を集めています。
未経験からでもインストラクターを目指せるスクールが浸透してきているので、「私でもなれるかな?」と興味を持った人も多いのではないでしょうか?一方で、新しいことにチャレンジをする時は誰でも不安に陥るものです。大人になってからの挑戦は、子ども時代・学生時代の時のそれとは比べものにならないほど大きなプレッシャーや不安がつきまとうことでしょう。
特に、もしもあなたがピラティスインストラクターに興味はあるものの、年齢を気にして迷っているのなら、それは「もったいない!」の一言に尽きます。「今さら目指すには遅すぎるのではないか…」と迷う気持ちはよく分かりますが、ピラティスインストラクターを目指すのに年齢は全く関係ありません。むしろ、年齢が強みになっていく可能性の方が高いのです。
本記事では、ピラティスインストラクターになるのに年齢が関係ないことの理由を、詳しく解説していきたいと思います。
未経験から目指せるおすすめピラティス資格スクールはこちらで紹介しています→ピラティス資格はどこがいい?【おすすめスクール5校徹底比較】
ピラティスインストラクターになるのに年齢制限はない!
ピラティスインストラクターは、どの年齢からでもなることができます。日本にも国際的に認められているピラティス資格はいくつかありますが、そのどれもが年齢制限を設けていません。
世界40ヵ国以上に展開している「BASIピラティス指導者資格コース」には、20代~60代までの幅広い年齢層の人々が参加しています。その中でも層として一番多いのは、30代~40代の女性です。学生や20代の若者に囲まれて学ばなければならない、という状況であれば少し気が引けてしまうのも分かりますが、大人からチャレンジしている人が大半ということであれば、年齢もそれほど気にはならないでしょう。「自分はもう若くないから…」と思って諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。
ピラティスの需要は幅広い年齢層からある
ピラティスはもともと、第一次世界大戦で負傷した兵士のために考案されたものです。つまり、リハビリのためのトレーニングメソッドなのです。
それがダンサーやアスリートにも広まっていったことで、現代では俳優・ダンサー・アスリート・アイドルなど人前でパフォーマンスをする人が行うもの、というイメージが付いているのかもしれません。
しかし、本来の目的を考えれば、ピラティスは体が不自由な人や健康管理のためにこそやるべきもの。実際に、医療の現場で高齢者のリハビリにも取り入れられているほどです。
ピラティスはヨガとは違い、個人の体の可動域に合わせて筋肉を動かしていきます。必ずしも、体を鍛えている人やスポーツをやっている人向けのエクササイズではありません。
もし、高齢者が中心のクラスで、若いインストラクターが自分には到底できそうにない完ぺきなポーズを見せるだけのレッスンだったらどうでしょう?受講生たちは「自分にはピラティスは難しそうだ」と諦めてしまうでしょう。
それであれば、自分と近い年齢のインストラクターに、無理のない範囲で丁寧に教えてもらった方が、レッスンを楽しめると思いませんか?これは、高齢者だけでなくあらゆる年代の人々に当てはまることでしょう。
様々な年代の受講生がいるということは、インストラクターの方にも年齢層の多用さが求められるということになります。
もちろん、インストラクターとしての実力や知識を身につけることは大前提ではありますが、ご自身の年齢でインストラクターへの道を迷っているということであれば、年齢を強みにできる可能性を探ってみるのが賢明と言えます。
ピラティス未経験からでもインストラクターを目指せるスクールはありますので、チェックしてみましょう。
ピラティス資格はどこがいい?【おすすめスクール5校徹底比較】
年齢が上がれば上がるほど、ピラティスをやるべき理由
ピラティスは、呼吸とともに筋肉を動かすことによって、自分の体に対するコントロールを得ていくものです。骨格を整えていくことによって、代謝を上げ、怪我や病気に強い「根本的な健康体」を手に入れることを目的としています。
年齢を重ねていくと、誰しもが何かしらの疾患や不調を抱えうるものですが、ピラティスはそんな加齢による不調に対抗できる手段でもあります。つまり、年齢に関係なく元気な体を手に入れるためには必要なものなのです。
健康に対する悩みを抱える前に、ピラティスを通じて根本的な健康を手に入れることができます。
ピラティスインストラクターの活躍の場は今後も増えていく
今はヨガに比べると知名度の低いピラティスですが、今後はより多くの人に広まっていくのは間違いありません。
高齢者の人々にとっては、自分と年齢の近いインストラクターに教えてもらうことで、さらに親近感がわくことでしょう。もちろん、高齢者でなくとも「健康で美しい体を手に入れたい」と思う人は多いはずです。特に健康に対する人々の意識が高まってきている昨今、他の健康法にはない素晴らしさ持つピラティスの人気はますます高まっていきます。
あなたという存在を通して、受講生たちが「自分がこれから手に入れていきたい体」のイメージを提示してあげることも可能です。これから業界が盛り上がっていくにつれて、インストラクターに対しても様々なニーズが生まれることが予測されます。年齢という要素もインストラクターの強力な個性となっていくでしょう。
まとめ
これからさらに注目度が高まっていくであろうピラティス。世界中で、幅広い年代に支持されていることから、インストラクターの需要もどんどん増えていきます。他業界からピラティスインストラクターとなった人であれば、そのキャリアも武器にもなることでしょう。
インストラクターになる上でもっとも大切なのは、年齢でも運動神経でもありません。インストラクター自身の人柄や信頼できるかどうかで生徒の反応も変わってきます。
年齢を理由に諦めるのではなく、あなたの個性と「やってみたい」という気持ち大切にしましょう。
初心者からでもピラティスインストラクターを目指せるスクールはいくつかありますので、インストラクターに興味がある方は要チェックです!
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