「RYT200は意味ない？」ヨガを教えるのに本当に必要か？

ヨガインストラクターの登竜門とされる「RYT200」。最も知名度があり、世界でも通用する国際ヨガ資格として有名なRYT200ですが、ヨガを教えるのに本当に必要なのでしょうか？

本記事では、「RYT200を取得しても意味がない？」「RYT200はヨガを教える上でどれほど重要？」といった疑問について、お答えしていきます。

たろー

アメリカの大学でスポーツ経営を学び卒業。帰国後、温浴施設でのセラピスト業務、バレエカンパニーでのマッサージトレーナー、Googleオフィスでのマッサージ業務、リラクゼーションサロン経営などを経て、現在ブロガー＆ライターとして、マッサージ、瞑想、ヨガなど、癒しや健康についての記事を書いています。

「RYT200とは？」正式名称と正確な意味

「RYT200」は、RYS（Registrated Yoga School）と呼ばれる認定校に登録された養成スクールで、200時間のヨガインストラクター養成コースを修了後に、全米ヨガアライアンスよって認定される資格です。RYT＝Registered Yoga Teachersの略なので、認定ヨガ講師ということですね。

圧倒的知名度で世界でも通用する国際ヨガ資格が、全米ヨガアライアンス認定のRYTです。RYTのなかにも様々な種類の資格があるのですが、一般的なヨガインストラクターや初心者の方が最初に目指すべき資格が「RYT200」になります。

RYT200を取得しても意味がない？

「ヨガインストラクターになるのにRYT200は絶対必要なの？」と言われると、実はそうではありません。

世界的に有名なヨガ資格RYT200といっても、日本の国家資格ではない民間資格になるので、法による縛りはありません。極論を言えば、資格なしでもヨガインストラクターと名乗ることは可能です。

ただし、「RYT200を取得しても意味がない」というわけではありません。ヨガインストラクターのファーストステップという意味で、RYT200の資格取得を目指す方が圧倒的に多いのが実情です。

日本国内でヨガインストラクターになるには、RYT（全米ヨガアライアンス）を含めて様々な資格が存在しますが、代表的なものは以下の6つになります。

この中でも圧倒的知名度で世界でも通用する国際資格が、全米ヨガアライアンス認定のRYT、次点がインド中央政府公認資格（YIC）になります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

【ヨガ資格の種類】インストラクター資格6選&趣味向け資格3選

RYT200はヨガを教える上でどれほど重要？

RYT200を最低条件として求人募集しているヨガスタジオやスクールもあるほどですので、ヨガをライフワークとして考えているのであればRYTは非常に重要な資格となります。

さらに上を目指す場合は、RYT500→ERYT200→ERYT500といったステップになります。

RYT資格を保持していることで権威性が高まり、生徒からの信頼を高める点においても、マストな資格と言えるでしょう。

また、アメリカでの調査で、ヨガによる怪我での患者の数が5年前と比較して70%以上増加したと発表されたこともあり、近年、ヨガインストラクターの質が疑問視されるようになりました。こうした背景を受け、2019年に全米ヨガアライアンスが、RYS（認定ヨガスクール）とRYT200コースの基準を大幅に見直すと発表しました。

世界的に最も有名な全米ヨガアライアンスがこのような改革に踏み切るほどですので、今後はさらにヨガインストラクターの質の高さや、保有している資格の有無や種類が重要になってくるのは間違いありません。

RYT200を取得する一番の近道は？

全米ヨガアライアンスが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、期間限定でオンラインでのRYTの学習と取得を可能にしました（通常だと対面式の直接指導が基本）。長引くコロナの影響により、2023年末までオンライン受講が可能となっています。

有名なヨガスクール実力校も、続々とオンライン受講を開始しているので、地方在住で有名校に通うのが難しい方には今とないチャンスです。また、RYT200オンラインは通学受講よりも圧倒的に安く受講できるのも、費用を抑えたい方には大きなメリットとなります。

RYT200のオンラインスクールのおすすめBEST10はこちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

RYT200オンラインおすすめ10選【安い＆評判のヨガ資格スクール】