ヨガ・ピラティス

『初心者でもピラティス資格は取れるの?』取得の難易度を解説

『初心者でもピラティス資格は取れるの?』取得の難易度を解説

近年、ピラティスインストラクターを目指す方が急増しています。ピラティスインストラクターは、健康的で美しい体づくりをできる上に、ピラティスのメソッドや習慣化の素晴らしらを伝え、生徒さんの心と生活を豊かにできるとても魅力的な職業です。

 

ここで1つ心配なのが、『初心者や未経験でもピラティスインストラクター資格が取れるのか?』になります。

 

心配いりません。いくつかのスクールが、ピラティス未経験からインストラクター資格を取得できるようになっています

 

本記事では、初心者からでも取得できるピラティスインストラクター資格のおすすめと、取得の難易度を解説していきます。

 

たろー

たろー

アメリカの大学でスポーツ経営を学び卒業。帰国後、温浴施設でのセラピスト業務、バレエカンパニーでのマッサージトレーナー、Googleオフィスでのマッサージ業務、リラクゼーションサロン経営などを経て、現在ブロガー&ライターとして、マッサージ、瞑想、ヨガなど、癒しや健康についての記事を書いています。

 

ピラティスインストラクター資格は初心者でも取得可能

ピラティス未経験でもいくつかのスクールはインストラクター資格を取得できるようになっています。

 

例えば本国アメリカや日本でも大人気の「BalancedBody(バランスドボディ)」のインストラクター養成コースだと、未経験から入校でき、養成スクール生は無料で運営元の「zen place pilates」のスタジオを練習利用することができます。ピラティスの練習と、インストラクター資格の取得を同時進行で行えるということですね。養成スクールで学んでいる間は格安でレッスンも受けられるので、ピラティスを経験してからスクールに入校するよりも、未経験から入校してしまった方がお得とも言えます。

 

ただし、zen placeが運営するもう1つの「BASIピラティス」の養成コースは、事前にピラティスレッスンを多く受けることを推奨しています。明記はされていませんが、未経験での入校は厳しいと考えておきましょう。

 

また、スクールによっては、マシンピラティス資格を取得するには、初めにマットピラティスの資格を取得する必要があったりもするので、事前に要チェックです。

 

【注意】ピラティス資格はなんでも良いわけではない

ピラティスインストラクターには国家資格がありませんので、ピラティスを教えるのに必ずしも資格が必要ということはありません。しかし、一般的なスタジオで講師として活動するには資格保持が最低条件となる場合がほとんどです。

 

そして、そのピラティス資格は「PMA認定か否か」が非常に重要になってきます。なぜならPMAは、ピラティス創始者のメソッドを継承する、由緒正しきピラティス国際団体であり、PMA認定のピラティス資格が国際的に最も知名度も有用性も高いからです。

 

逆に言うと、PMAが認定していないピラティス資格でしたら、あまり取得するメリットはありません。趣味で取得したい場合は別ですが、せっかく安くはないお金をかけるのであれば、世界に通用するPMA認定ピラティス資格を取得することをおすすめします。

 

日本で取得可能な、PMA認定のピラティス資格(ピラティスインストラクター養成スクール)は以下の5つが有名です。

 

 

上記5校ですと、

 

  • BalancedBodyは未経験OK
  • BASIピラティスは事前経験を推奨
  • PHI Pilatesはおそらくマットなら未経験OK(要確認)
  • Peak Pilatesは不明(要確認)
  • FTP Pilatesはマットは未経験OK

 

といった感じです。

 

やはり、zen place pilatesが運営している、BalancedBody(バランスドボディ)BASIピラティス、の2つが知名度も高く、ピラティスインストラクターとして活動するには有利に働きます。初心者ならバランスドボディピラティスやダンサー経験者ならBASIピラティス、といった選択になるでしょう。

 

ピラティス資格の種類やPMA認定資格のおすすめについては、「『ピラティス資格はどこがいい?』おすすめ5校を徹底比較!」で詳しく解説しています。

 

ピラティスインストラクター資格取得の難易度は?

PMA認定のピラティス資格は、誰でも簡単に取れるわけではありません。資格を取得するには、筆記と実技によるテストに合格する必要があります。

 

合格率などは公表されていませんが、実際に資格取得された方の声を聞くと、実技にはそれ相応のレベルが求められるようです。筆記試験はしっかりと勉強すれば問題ありませんが、実技試験は受ける資格のレベルが上がるほどに、難易度も上がっていきます。PMA認定という国際的に認められる資格である以上、カリキュラムを修了すれば誰でも簡単に受かるというわけではありません。それでも、しっかりと対策をして試験に挑めば、何度挑戦しても落ちてしまうということはないでしょう。

 

何よりも難しいのが、時間の捻出です。スクールによって様々ですが、PMA認定資格を取得するには、おおよそ30時間以上のクラス受講と70時間以上の課題を修了する必要があります。働きながら資格取得を目指す方は、しっかりとしたタイムマネージメントが必要になってきます。「BalancedBody(バランスドボディ)」では、オンライン受講も可能なので、働きながら限られた時間で取得を目指す方や地方在住の方には強い味方です。

 

まとめ

PMA認定の由緒正しきピラティス資格は、誰でも簡単に取れるわけではありませんが、ピラティスが好きでピラティスで人々の心身の健康に貢献したいという思いがあれば、必ず取得することは可能です。それよりも、どの資格を選択するのか、費用や時間をどう確保するのかが重要になってきます。下の記事を参考に、ご自身に合った資格と養成スクールを選んで、素敵なピラティスインストラクターを目指しましょう。

 

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