ハタ・ヨガの奥義とも言われている、【クンダリーニヨガ】について、わかりやすく簡単に、なおかつ奥深く解説していきます。
一言で言うと、「クンダリーニヨガ=性的エネルギーを利用したヨガ」という感じになるのですが、この辺をもうちょっと踏み込んで説明していきますね。
この記事を読むと
- クンダリーニヨガの特徴がわかる
- 効果やメリットがわかる
- やり方・ポーズの方法がわかる
ちなみに僕は瞑想によってクンダリーニを上昇させたのですが、その方法は後半でちらっとお伝えします。
まぁ、それはどーでもイイことなので、早速クンダリーニヨガについて語っていきましょう。
クンダリーニ覚醒について詳しく知りたい方や、僕がクンダリーニ覚醒に成功した方法なんかを知りたい方は、こちらの無料電子書籍で詳しく語っているので、どーぞ↓
クンダリーニヨガとは?その特徴を解説
クンダリーニヨガの特徴を簡単に説明します。
クンダリーニヨガは、生命エネルギー(性的エネルギー)を目覚めさせることを目的したヨガです。
古典的なハタ・ヨガの奥義ともされていたヨガで、第1チャクラに眠るクンダリーニ(性的エネルギー)を上昇させ、覚醒させることを目指しています。
瞑想や呼吸法を重視した神秘的なヨガになります。
簡単に言うと、動的なポーズ(アーサナ)をしたり、マントラ唱えたり、呼吸法、瞑想なんかを駆使して、クンダリーニエネルギーを目覚めさせよう!といった感じです。
では、そのクンダリーニって何かと言うと、
クンダリーニとは
- 人体内に存在するとされる根源的な生命エネルギー
- 尾てい骨付近にある第1チャクラ「ムーラーダーラ/ルート」に眠っている
- 覚醒すると神秘体験をもたらし、完全に覚醒すると解脱に至る
まぁ、簡単に言うと「性的エネルギー」なわけです。
この性的エネルギー(根源的な生命エネルギー)は、第1チャクラに眠っていて、そのエネルギーを覚醒させると神秘体験が起き、やがて悟りを開く、と古の人たちは考えていたのですね。
チャクラはこんな感じです↓
クンダリーニに眠っているエネルギーを最大限まで活性化させて、背骨(チャクラ)に沿って上昇(昇華)させ、頭頂(第7チャクラ)から解き放って、やがて覚醒させることを目標としたのが、クンダリーニヨガってことなのです。
クンダリーニエネルギーが上昇している過程が、蛇がとぐろを巻いて背骨を登っていくイメージと昔から言われていますが、僕もまったく同じような感覚でした。
ちなみに、ミランダ・カーやジゼル・ブンチェンも熱心にクンダリーニヨガに取り組んでいるみたいですよ。
クンダリーニヨガのまとめ
- 性的エネルギーを利用
- ハタヨガの奥義
- アーサナ、マントラ、呼吸、瞑想を駆使
- エネルギーで7つのチャクラを貫通
- 最終目標は、上昇・覚醒・悟り
クンダリーニヨガの効果とメリット
じゃあ、覚醒→悟りに達しないとダメなのかと言うと、そんなことはなくて、クンダリーニヨガに取り組むことで、様々な効果やメリットが報告されていますので、それらを紹介します。
ちなみに僕は上昇経験者ですけど、全く悟ってないですからね。
クンダリーニヨガの効果
- 精神的・肉体的な強さを得る
- 幸せホルモン増加
- ストレス軽減
- 記憶力・集中力アップ
- 新陳代謝の活性化
1. 精神的・肉体的な強さを得る
クンダリーニヨガの呼吸法や瞑想によって、丹田が鍛えられるので、精神的に動じない強さを身につけることができます。
火の呼吸法を繰り返すことで、物理的にも腹筋やコアのインナーマッスルを鍛えることになるので、肉体的にも多少の強さを得ることはできるでしょう。
2. 幸せホルモン増加
定期的にクンダリーニヨガを行うことで、脳内のセロトニン(幸せなホルモン)の生成が増加することがわかっています。
3. ストレス軽減
クンダリーニヨガで使用される深呼吸法は、高血圧のリスクを減らすことができます。
長くゆっくりとした呼吸は自律神経系を落ち着かせ、ストレスを軽減し、血圧と脈拍数の両方を低下させます。
4. 記憶力・集中力アップ
クンダリーニヨガは認知機能に影響を与え、集中力と記憶力の両方を高めることができるという研究結果が出ています。
アルツハイマー病研究予防財団でさえ、記憶保持を改善するためにクンダリーニヨガを推奨しています。
5. 新陳代謝の活性化
クンダリーニヨガは、呼吸と姿勢(アーサナ)の組み合わせにより、コアと横隔膜の強化にも重点を置いています。
これにより、消化機能を改善させ、代謝をスピードアップさせることが研究によって示されました。
体がより効率的にエネルギーを処理することが可能になるということですね。
クンダリーニヨガの「クリヤ」「マントラ」
クンダリーニヨガには、呼吸や瞑想と組み合わせて様々なポーズをとるクリヤ(Kriya)と呼ばれる一連の動作があります。
そのクリヤの中に、マントラを唱えながら行うものもあります。
マントラと言われると、宗教的・呪文的でちょっと怪しく思われる方もいるかもしれませんが、実はしっかりとした理由や効果があるのです。
生命や物質にはエネルギーがあって、そのエネルギーは固有の波動や周波数を持っています。
プラスチックのような物体にも周波数があるのがわかっています。
マントラを唱えることで、その音の周波数と、体の特定の場所や感情の周波数が同調・共鳴します。
クンダリーニヨガやマントラヨガでは、マントラの周波数と各チャクラの周波数を共鳴させて覚醒(開放)させていくことが目的です。
クンダリーニヨガのやり方と代表的なポーズ
クンダリーニヨガは様々なクリヤ(姿勢・呼吸・瞑想・マントラ)を行って進めていくのですが、その中でも代表的なのが↓になります。
クンダリーニヨガの代表的なやり方
- アーサナ(ポーズ)
- 呼吸法(火の呼吸)
- 衝撃法(尾てい骨への衝撃)
1. アーサナ(ポーズ)
クンダリーニヨガには様々なポーズがあるのですが、代表的なのが、「コブラのポーズ」「橋のポーズ」「射手のポーズ」あたりです。
第1チャクラや骨盤周りの緊張を取って、性的エネルギーを活性化させやすくします。
2. 呼吸法(火の呼吸)
呼吸法で有名なのは、なんといっても「火の呼吸」ですね。
おへその下の丹田を意識して、早い鼻呼吸を繰り返します。
これで丹田を活性化させて、クンダリーニエネルギーを溜まりやすくします。
火の呼吸のやり方
- あぐらをかいて背筋を伸ばす
- 深呼吸をしてリラックス
- 鼻から大きく息を吸い込む
- 丹田に意識を向ける
- 口は閉じたまま
- 素早い鼻呼吸を繰り返す
- 1秒間に3呼吸ぐらい
- それを1分~3分間継続
初めはゆっくりでいいので、お腹や丹田以外はリラックスさせて、鼻呼吸を繰り返してくださいね。
YouTubeにもたくさんアップされているので、参考にしてみてください。
3. 衝撃法
これはもう、物理的に尾てい骨に衝撃を与えて、性的エネルギーを活性化させてやろうという方法です。
あまりおすすめはできないですね。
クンダリーニヨガの瞑想法
クンダリーニヨガでは、上記のようなクリヤを行ってクンダリーニを上昇させて行くのが基本なのですが、僕はあんまり形式ばったものや、ポーズをとるのが面倒だったので、瞑想オンリーでクンダリーニを上昇させました。
ガッツリ信用されても困るのですが、一応その時の方法を無料電子書籍にしているので、マニアックな方はどーぞ。
まとめ
クンダリーニ上昇や覚醒となると、なかなか怪しさ満載で、カルト路線に足を踏み入れてしまうような方もいるようですが、クンダリーニヨガは海外セレブさんも生活に取り入れたりと、良い効果も色々あるので、ちょっと神秘的なヨガに興味のある方は試してみるのもアリかと思いますよ。
くれぐれも変な方向には行かないでね!
ではまた。